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松山 道後温泉 正岡子規

11月の終わりに四国は愛媛県の松山市にある道後温泉に行きました。寒くなったらやっぱ温泉だよね~と思いながらも、残念ながら時間がなかったので見学だけとなりました。道後温泉は松山市内の中心部に程近い、山手に沿った丘陵部に位置します。
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道後温泉本館の全景が見えてきました。古く歴史のある重厚な木造建築で、威風堂々の佇まいといったところでしょうか。
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横から見ると、ははーっこれは「千と千尋の神隠し」に出てきた温泉宿のモデルだな~と思わせる構造とデザインです。
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正面はガイドブックなどでお馴染みの館内入り口となっています。
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入浴案内板が掲げてあり、温泉も建物の階層と同じく三層にあるようで、それぞれ料金が異なっています。400円から1500円くらい、入浴時間はおおむね1時間、営業時間は6時から22時ころまでです。
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中を見るとたくさんの湯治客やら観光客やらが出入りしています。下駄箱がたくさん並んでおり、番台のようなところでは「湯券」の確認があるようです。
全国に温泉場は山とあるでしょうが、屋内共同浴場として現在も人々に開放され、これほどまでに多くの人が訪れる、古く歴史ある巨大な木造建築施設は類を見ないのではと、思わず圧倒させられました。

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この温泉の東側近くには俳人として有名な正岡子規記念館があります。
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前庭には子規の俳句が刻まれた石碑が建っています。
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中には道後を訪れた小林一茶の句碑もあります。
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記念館に入ってみると子規の銅像があります。その容姿は世の中を笑っているような楽しんでいるような儚んでいるような不思議な姿です。そう見えるのは見る人の今の心を表しているということかも知れません。
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また一般の市民から募集した句集が壁やらボード類にたくさん掲示されています。時間がないととても読んだり味わったりし切れない膨大な数です。これだけ多くの人々の生き方や思いが凝縮した場所であることを考えると、ここは「人生の甲子園」だと言えるかも知れません。

ここで「ひっち俳句の細道」流に俳句を詠んでみます。つまりダジャレ流ですぞ。
   人生をはやくいくなよヒッチハイク
受験勉強も習い事も、いい会社もいい役職も、それのみを目指して先を争っても、結局死が待っているだけ。人間として価値あること、大事にすべきものを見つめて、ゆっくりでいいからヒッチハイクで行こうよ。
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